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花盛りです。
今週の画廊の花は≪黒ロウバイ≫です。
表玄では、お初になります。

花色は紫紅色(チョコレート色という方がしっくりくるかもしれません)
一般的に見かける黄色の蝋梅とは少し様子が違います。
黄ロウバイの原産国は中国。
黒ロウバイは北アメリカ南東部。日本には明治時代に渡来しました。

花の形は小さなモクレンのよう。

香りも黄ロウバイほど強くなく、仄かに甘い香りがします。
色合いといい,香りといい、
あまり主張しすぎない佇まいが茶花に合っています。


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 額装へ


箱書きの文字が 読めたので 
次は 扇を 額装にしたいと思います。


絵が裏表にありましたので 修復家にお願いして
慎重に捲って頂きました。
薄い紙を二枚にする作業は 大変だったそうです。


紙を裏打ちすると 綺麗な扇面になりました。


額装の完成は5月下旬の予定です。。

                       (徳永)







今月の手仕事

今月の手仕事はブロッターです。
あまり聞きなれないネーミングですが、
インクや朱肉の余分な水分や油分を吸い取る吸取器のことをブロッターといいます。
機能的で洒落た文房具が氾濫する現在でも、堅固に昔ながらのフォルムを維持して、
その存在感をしっかりと誇示している貴重なアイテムのひとつです。





郷愁を誘います?
桜前線の北上で、現在の桜は東北辺りが見ごろでしょうか?
さて、本日の画廊の花は≪都忘れ≫です。
別名:野春菊(ノシュンギク)東菊(アズマギク)とも言います。

色は濃紫色(今では少し薄い紫や青みがかった色なども見られます。)

昔、佐渡ヶ島へ流刑になった順徳天皇が、この花によって都恋しさを忘れることができたというのが
名前の由来だそうです。


花径3センチほどの小さな野菊の色が
郷愁を誘い、また、寂しさを紛らわせてくれるほどの力を持っていたということなのですね。

人それぞれに好きな色はあるでしょうが、郷愁を誘うほどの色は?と尋ねられると『はてさて?』
何色になるのかな?





五月の節句

今月の飾り物はです。
小さいながらも、かなりの完成度です。
戦国時代の武将の美意識、あっぱれです。


ゴージャスです。
本日の画廊の花は≪牡丹≫です。


富貴草(フウキグサ)宝相花(ホウソウカ)花王(カオウ)などの別名があります。

一輪だけで存在感がある牡丹は、花入によってより一層華やかさが増します。

日本には平安朝の頃に渡来し、富貴草と呼ばれ珍重されました。

大輪ゆえでしょうか?
根元の枯れたような枝から伸びる茎の色は、かなり生々しい朱色で思ったほど太くない為、
茶花として活ける際、蕾の重さに負けてしまう時があります。(ここ表玄での話ですが…)

日本画にはよく描かれる牡丹の花。
富・宝・王と別名に表されるように絵になる花です。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。
そう言われるような姿形になりたいですね。







手仕事


今週の手仕事は暖簾です。


夏バージョンと冬バージョンで模様替えします。

は藤袴色の更紗、は柿渋色の丹後ちりめん。

京都の町家づくりに設えた店舗などでは、店とプライベートを隔てる結界のように存在し、
暖簾の向こう側にはミステリアスな雰囲気を印象づけます。




箱書きの文字 わかりました


広辞苑で 中・・・の言葉を ひとつひとつ 

中陰・中然・中観 ・・・など

弊社のS氏が調べたところ わかりました。


中啓 

 

畳んでも 半ば開いているように造った扇子のこと。
購入した扇子の 広辞苑の挿絵と 全く同じです。


画家は 絵の内容に合わせて 画題を箱書きに書くことが多いので
ただ単に 扇子(中啓) と シンプルに書かれているので驚きました。


くずし字を 読むには 数多くの文字を見たり
作者の癖を覚えないといけないので 日々の努力が必要です。

   
                                (徳永)








箱書きの文字



先日 前田青邨画伯の珍しい 扇子に描かれた 作品を購入しました。
表の面には 波しぶき 裏面には 松に積もる 雪。

問題は 箱の表に書かれた 文字 「中 ○?」
これが 解読出来ないのです。

昨日 くずし字が良くわかる 画商さんに 聞きましたが。
 難しい・・・と

ただ今 くずし字辞典で 調べ中です。

来週 京都の老舗 美術商の方に見て頂く予定です。

いつもでしたら 絵の雰囲気で おおよそ解るのですが
苦戦しています。


                                    (徳永)






先週末でお花見は一段落。
皇居 乾通りの桜に花見客が列を成して歩く姿がニュースになっていましたが、
日本人の桜好きには本当に驚かされます。

さて、今週の『画廊の花』は小手毬です。
五弁の小花の固まりが小さな手毬を思わせるところから小手毬と呼ばれます。
また、連なって咲く花が枝に鈴が釣り下がったように見えるところから、別名≪鈴懸≫とも言われます。
季語は春
ひとつひとつの花は小さくても、満開になると花の重みに枝がしなるほどです。

同じバラ科に雪柳があります。
こちらも小手毬に似た小さな白い花をつけます。
小雪が積もったように咲くことから雪柳と呼ばれます。

どちらも観賞用植物として栽培されています。
庭木としても一般的な草木なので目にされることもあるでしょう。
皆さんはどちらがお好みですか?