画廊表玄ブログ 
銀座の画廊表玄の社員による美術にまつわるツウなポイントの紹介やご案内、日々のブログなど
 額装を包む



多くの画廊では、額装を紙で包み取り扱いをしています。
しかし その包み方は各店で異なります。

表玄では、京都で行なっていた時と同じ 
包み方で行なっています。

使用する紙は ハトロン紙のロール状横幅 1m以上
慣れるまで なかなか取り扱いが大変です。
すぐにシワになったり ゆるゆるになったり・・・

長年の経験と慣れで 1点 10分以内で出来あがるように
なります。それと見た目に上品になるようと心掛けています。

たまに 一度売った作品をまた購入した際に
自分が包んだままの額装で
戻ってくる事があります。
昔の仕事内容の良さや これは駄目だな・・・など
十数年ぶりの なつかしい 再会です。

また 側面に10センチほどの紙が貼っている事があるので
よく見てください。
画家の名前やサイズ 画題を書いているのですが、
この紙で 私たちはこれは ○○百貨店が取り扱いした作品・
○○画廊で売られた作品・○○店で額装された絵画・・・・
おおよそ わかります。
包装紙は絵画鑑定のポイントの一つです。

                                (徳永)




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あっという間の…
早くも2014年の折り返し地点になりました。
連日の嵐のような悪天候。
どこでゲリラ豪雨に出くわすか、外出するのも油断できません。

さて、今週の『画廊の花』は夏椿です。

別名:沙羅樹(シャラノキ)
ツバキ科の落葉高木。
梅雨時に咲く花なので、梅雨椿とも呼ばれているそうです。

本州の福島以西、四国、九州の山地に自生していますが、
庭植えもされているので、散歩をしていると「あれ?」と思う所で見かけます。

5弁の花びらは光沢のあるビロードの様。
フリンジがついて、ひらひら感がとてもおしゃれな花です。



竹籠に似合っています。
梅雨の晴れ間が続いて蒸し暑さも少しだけ和らぎ、ホッとできるのではないでしょうか?

さて、今週の『画廊の花』は下野(シモツケ)です。

下野(栃木県)の日光地方に多く見られることで付いた名だそうです。
別名:木下野(キシモツケ)
バラ科の落葉小低木


下野に花が似ていることで付けられた下野草(シモツケソウ)
別名:草下野(クサシモツケ)
こちらはバラ科の多年草です。
本州中部以西の山野に自生しています。

5月の茶花として登場するのは木下野
7月の茶花として登場するのは草下野

どちらも小さい蕾が密集している花なので、開花すると全く様相が一変します。

明後日はいよいよWカップ日本代表の3戦目です。
ひとつひとつがどんなに小さくても、全ての蕾が開けば大きな花になるように勝利することを期待します。
(かなり、脱線しました。)



なかなか見れない 軸の中
  掛け軸の裏側  

掛け軸の軸棒の中は どのようになっているのでしょうか?
良く見ると表装から少し軸先が出ています。多くは白い象牙ですが
他に 陶器 金属 紫壇 水晶など・・・。

見えない部分は 木を丸く削り棒状にして その先に 象牙等が
両サイドに付いています。

これはおおよそ想像できますが。

いい表具には 丸い木の中に 掛け軸が 上手く掛かるように
 工夫 がされています。

その 工夫 とは 鉛の錘が 前方やや下めに付いていて 
掛け軸を掛けた時にその錘で 真っ直ぐ 胸を張る様 になっています。

また 木も 僅かでも 膨らんでいるほうが前になるように 
考えて付けています。

なかなか軸棒を換えることはないですが 表装を打ち替える時などに
 表具師 さんに隠れた軸の中を見せて頂くと面白い発見があると思います。

近年 業者が 象牙等の取り扱いの際に届出を行なう
法律が出来ました。※ 特定国際種事業者としての届出。





掛け軸の表側だけではなく 時には裏側も見て下さい。
面白い事や 職人の技が隠されています。

表玄は表具師として 美術の世界へ入って参りました。
(表具の玄人→ そこから 表 玄 と屋号を付けました。)
いまでも関連する店が(皐月表玄)が京都にて 表具師として営業を行なっております。
また 代表の徳永は 京都 皐月表玄にて 7年間 表装の関わることの修行と勉強を
行なってまいりました。
絵画の売買だけではなく 掛け軸 額装 などに関するご相談も過去の経験を踏まえ
専門的にお答えさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。


                                                (徳永)







雨・雨・雨
先週開催された〔画廊の夜会〕は、タイミング良く(?)梅雨入りと開催期間が重なってしまい、
あいにくの雨(かなりドシャブリ!)
にもかかわらず、悪天候の中、足を運んでいただきましてありがとうございました。

いつもですと、夜会に参加している画廊の提灯が、銀座界隈を灯して画廊巡りを案内します。
が、残念ながら大雨により、傘を差しながらの移動は視界を相当妨げたようです。

ここ表玄にいらしたお客様の中にも、雨=足元対策を万全とされていた方が多かった気がします。

さて、夜会に参加した『画廊の花たち』を紹介します。

夏椿・野萱草・撫子が活けてありました。
中でも、夜会に合わせるように鮮やかに咲いた一輪がありました。

展示された絵画の横に一際目立っていた野萱草
先週お話した姫萱草よりもやや大きめ、色は濃い目の橙色。
北海道を除く全国の山野地帯の湿った草地に自生します。

夕菅・日光黄菅を含め、萱草の仲間は“ヘメロカリス”と総称されるそうです。



2014 画廊の夜会
20141夜会 表玄

『京都のかほり ~四季を彩る日本画の世界~』

毎年、初夏に開催している 「画廊の夜会」。
いよいよ明日に迫りました。
2013年(昨年)は、吉岡正人先生の個展を開催しましたが、大盛況でした。
今年は 「京都のかほり ~四季を彩る日本画の世界~」 と題した企画を
開催いたします。

円山四条派を中心とした近世の伝統を継承する京都画壇の作家たちや
京都の四季を現代の感覚で表現した風景画・花鳥画を展観いたします。

◆概要********************************************************
銀座4丁目~8丁目(東京都中央区)の26画廊が夕方から夜にかけて
一斉に開廊し、多彩な展覧会でおもてなしをいたします。
今年は二夜連続で開催いたします。夜の銀座で画廊巡りをお楽しみください。

-オシャレな服装で大人の街を演出しましょう
-参加費 無料(事前申し込みは不要です)

◆開催日文字色
6月5日(木曜日) / 10:30 -21:00
6月6日(金曜日) / 10:30 -21:00
◆銀座の夜会 オフィシャルホームページ
http://www.ginza-galleries.com/2014/gallery13.html
◆資料請求
パンフレットの御用命は、メール/ファックスにて 「画廊の夜会」資料請求
までご連絡下さい。
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期間中、美術にまつわる疑問にお答えする「無料相談会」も合わせて行います。
保管方法やリフォーム、作品の写真簡易評価査定など、様々な疑問に
徳永・金子が直接ご相談に応じます。
この機会に、何なりとお申し付け下さい。

皆様のご来店をお待ち申し上げております。
(遠方などで会期中、ご都合が悪い場合には、事前にご連絡下さい)


水無月になりました。
衣替えの季節を迎え、表玄でも冬用の暖簾と座布団が涼しげな色合いに変わりました。
今週末には関東も入梅の声を聞くのでしょうか?
とは言うものの、ここ数日間の暑さは
真夏を思わせるほど日差しが厳しく、体もまだ慣れずに少々バテ気味です。

さて、今週の『画廊の花』は姫萱草を紹介します。

ユリ科の多年草。
姫と名が付くことで、野生に生息する野萱草よりも小形。
昼咲きで一日花。
すっきり伸びた茎の先に黄色の花を咲かせます。

今週は毎年恒例の“画廊の夜会”が行われます。
画廊の設いの中に活けられたお茶花たちをぜひご覧になって下さい。