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 掛け軸の 画題


軸装の箱に 画家の先生が 気持ちよく 墨で 画題を書いてます。
筆が滑らかに走り 見るからに素晴らしい 文字・・・

しかし、時代も変わり 今では使わない言葉も多く 
画題を読もうにも 意味不明で 全くわからないことが多いです。

解読出来ないときは、みんなで くずし字辞典 広辞苑で・・・研究会です。
それでも わからない時は 長老の古美術商のところに 御伺いして 
教えて頂きます。その際、こんな字が読めないなんてと お叱りをうけたり!

しかし 読めて画家の隠された 意味がわかった時は うれしくなります。


下記の写真は 京都画壇の巨匠で 昭和10年代に亡くなられた先生の作品。
この構図は かなりの人気図柄で 画伯の柿の色が 特徴的で素晴らしい。


秋の図で メジロが柿の実を食べようと してます。

右横が わかりにくい 箱の文字(画題です)

最後の文字は 「き」  これは読めます。 絵から 下の2字は 柿 「かき」
しかし はじめの 2字がさっぱり わかりません。

どうしても わからないので・・・ 御伺いに行って わかりました。

      志 満 可 き

柿の実に 少し 縞(しま)模様がある。この縞は、高貴な品を表す時もあるみたいで・・・ 

  しま → 志満 この当て字は まだ解読出来ていませんが
  可き → 柿  なかなか 面白いです。


製作が昭和10年頃なので 当時の風習に何か関係があるのかも?


                                    (徳永) 












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つぶやき…ました。
一週間があっという間に過ぎ、8月も今週で終わり。
年々、加速度をつけて時が過ぎていくように感じます。

さて、今週の『画廊の花』はスピードリオンです。

和名:ジャコウソウモドキ
ゴマノハグサ科の多年草
原産国は米国南東部

毎週、茶花を紹介していますが、今回の花は原産国が米国。

農家の高齢化による後継者不足が問題になっている昨今。
需要と供給のバランスが保ちづらくなっている現状は
和花の世界にも少なからず影響があるようです。

お花屋さんのつぶやきが聞こえてきます。
「以前は当たり前に注文できた花なんだけど、最近仕入れることが難しくなってきてね…」

普通に手に入ったものが段々と面前から無くなっていくことは寂しいですね。
もちろん、西洋花も良いのですが、和花を愛でる環境がいつまでも続きますように…




本日より再開です。
画廊の長~い夏休みが終わり、心身ともにリフレッシュ!
と言いたいところですが、
前半は台風、後半は大雨と自然災害のニュースばかりが目に付くお盆休みとなりました。

お久しぶりの『画廊の花』は玉簪(タマノカンザシ)です。

ユリ科ギボウシ属の多年草
原産地は中国

蕾の形が玉(ギョク)で作った簪に似ており、名称は漢名を訓読みにしたものです。
擬宝珠の一種である玉簪は、大ぶりの葉から40~65センチぐらいの花茎が伸び、
その先端に百合のような白い花を咲かせます。
夕方開き、朝にはしぼむ10センチほどの花は、甘い仄かな香りを放ちます。

8月も残りわずか。
戸外はまだまだ暑く、気分は夏から抜けられませんが、
これから画廊の花たちは秋の姿に変わっていきます。



葉月になりました。
葉月になって、今週の木曜日(8月7日)は立秋です。
季節感を感じられれば良いのですが、本当に毎日暑くて暑くて…
昨今の気象は鈍感な私でも異常ではないかと思います。
夏が暑いのは当然と開き直って、暑さに負けない体力づくりが必要ですね。

さて、今週の『画廊の花』は小車(オグルマ)です。

キク科の多年草。
日本各地の湿地・川岸などに自生しています。

花の形が小さい車輪のように見えるところから小車と呼ばれています。
まっすぐに伸びた茎の頂に鮮明な黄色い花を咲かせます。
茎の高さは30~60センチほど。

一見、あどけなさを感じさせる野花なのですが、
その風貌とは違って、結構硬い!
何気なく触ると葉や茎で痛い目を見ます。(感触としてはトゲトゲ してしる)
田んぼの畦道にも自生しているので、機会があれば触って確かめてみて下さい。

来週は夏休暇中で『画廊の花』もお休みします。
お盆が過ぎて、少しでも涼しくなっていることを期待します。