画廊表玄ブログ 
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 表具 の 裏側

  掛け軸の裏を見ると



掛け軸の裏には何枚の紙が 貼られているのでしょうか?
普段 考えた事がないと思いますが・・・

殆どは 3枚~4枚の紙が貼られています。
それぞれの紙には 厚みや強度など特長があります。


 肌裏紙 絵を描いている本紙(紙や絹)に直接貼り 本紙の状態を整える。


 増し裏紙 2枚目に貼る紙で 掛け軸のバランスを整えるのに非常に重要な紙

表具に用いる紙や布はそれぞれ厚みやかたさなど 癖がありますそれを均等になるように 調整を行なう紙です。 
たとえば 厚い布には薄い増し裏紙 薄い布には 厚い増し裏紙を貼り。二つの布のバランスが同じなるように 
職人さんの長年の勘で 数多くの紙の中から選び裏打ちを行ないます。


 総裏紙 最後の仕上げの作業で使用する掛け軸全体をまとめる紙です。


掛け軸の裏を良く見ると 5枚~6枚に分かれて 継がれて(喰い裂き継ぎ)使用されています。


   ★  ★ 話が専門的でわかり難い可能性がありますので ★ ★
   要約しますと、掛け軸の裏には 陰で支える 紙達が何人もいます。


さらに、最大のポイントは 軸装が痛んで よれよれになった時に
最後の総裏紙を 水でぬらして めくり もう一度 総裏紙を付け換えると
軸は新品のように なります。

    掛け軸はリフォームが出来るのです。

 ご自宅にある 思い出のある 軸装 甦りますよ ♪ ♪ ♪ ・・・・

掛け軸の表側だけではなく 時には裏側も見て下さい。
面白い事や 職人の技が隠されております。


 ~表玄は表具師~ として 美術の世界へ入って参りました。
いまでも関連する店が(皐月表玄)が 京都にて営業を行なっております。


絵画の売買だけではなく 掛け軸 額装 などに関する ご相談や質問を承ります。
また専門的なアドバイス もさせて頂きますのでお気軽にご連絡ください。

  

                                          (徳永)





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今年最後です。
今年も残りわずかとなりました。
3月から始めた『画廊の花』も本日より休眠します。
日めくりカレンダーの枚数だけ時間が経過したはずなのに
振り返ってみても一体何ができたのか?
まぁ行く年は考えず、前向きに来る年をむかえましょうっと!

さて、今週最後の『画廊の花』は寒菊です。

毎年、画廊に来るこの花は、最初は青みが強く、そのうち少しずつ紅葉していきます。
お花屋さんは“寒菊”が来ると、決まって挿し木を薦めます。
あまり乗り気ではない自身は、お義理の返事をするのですが、
それでも1,2度挑戦したことがありました。


結果は、残念!
うまくいったためしがない!!

さし芽はちゃんとしているんだけど…
お花屋さんに結果を伝えると「そんなことはないんだけどなぁ~」と言って終わりです。
まあ、いずれまたチャレンジしようと思ってはいます。来年の抱負かな?

本日は冬至。
日の出ている時間が一年で一番短い日。
また、19年に一度と言われる“朔旦冬至”でもあります。
この日を境に、これからドンドン日が長くなります。
一年無病息災でいられるように
今日は南瓜を食べて、ゆず湯につかりましょう!!

では、来年が皆様にとって良い一年になりますように♪



むずかしい!
昨日は衆議院選挙と義士祭とフィギュアスケートグランプリファイナル(?)と
イベントが目白押しの一日でした。
寒波が襲来し、寒さのなか選挙に行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、今週の『画廊の花』は素心蝋梅(ソシンロウバイ)です。

以前、黒ロウバイを紹介しましたが
表玄には、この黄ロウバイがよく活けられます。

花全体が黄色で、開花すると甘い香りがします。
香りが強すぎる花は茶花として拒まれますが、
花が少なくなる季節、仄かな香りと淡い色合いの蝋梅は貴重です。

ただし、『画廊の花』ならではの問題があります。

だんだんと寒くなるこの季節、画廊の中はいつもぽかぽか状態。
これが、本来の蝋梅には環境上あまり良くないのか、開花するよりも前に落下してしまいます。
甘い香りに誘われて
顔を近づけた拍子にちょっとでも蝋梅に当たるとポトポトっと蕾が落ちてしまうのです。

全部の花が咲いたら、きっと見事なのでしょうが自身はまだ見たことがありません。
 




美術館で絵を見る

美術館行くときに考える ~ ゆったりと独占して 見たい ~



人気の展覧会は多くのお客様で、絵を見るより
頭しか見れない事があります。

列に並んでガラスに顔を貼り付けて見るしか
ないですね。

絵は近くで見るのが一番と思いますが、
程よく離れて見ると  作品の良さがさらに
引立つことがあります。

お勧めは 誰でも考えることですが

☆ 朝早く オープンしてすぐに入場しましょう。

そこで 入場したら、さっさと歩いて 出口近くの
最後の部屋に行くと誰もいませんよ。
そこから、戻りながら見ると展覧会の半分は、
殆んど人がいない状況で鑑賞出来ます。

絵画展の場合 若い時代~晩年の順番に展示されて
いるので 人気のある晩年の作品は 後半の部屋の展示です。

  ゆっくりと 名作を一人で鑑賞しましょう。

また ちょっと 変化球・・で

☆ 朝が苦手な人は、逆に閉館少し前に入場しましょう。

少し慌ただしいですが、一通り見て 感動した絵・
代表作の絵・じっくり見たい絵・独り占めして見たい絵・・・
その前で 待ちましょう。

閉館時には 入り口近くの部屋から ドアが閉まって行きます。
ドアが閉まる頃には 殆ど人がいないので 係員の迷惑にならない
範囲でギリギリまで残り  絵を鑑賞しましょう。




以前 東山魁夷画伯の 代表作 森と湖 そして白い馬 「緑響く」を
見に行った際に 閉館間際に 独り占めで作品を見れました。
今でもあの空間の素晴らしさは忘れません。
湖に映る森が湖面で揺れて、白い馬が妖精のように・・・現れる。

くれぐも 美術館迷惑にならないように ご注意して下さい。

また 他に 美術館で絵を見る際の お勧めやアイデア があれば
是非 教えて下さい。

みんなで美術館で素晴らしい絵を鑑賞しましょう。


                                  (徳永)








寒くなりました。
先週末からすっかり冬!
各地で寒波による大雪の被害がニュースになりました。

銀座の街路に植えられたポインセチアも寒さで元気がありません。
近寄ってみると、葉に朝露がかかっていて霜枯れしたようになっています。
外の植物にとっては、朝晩の寒暖の差は相当堪えるのでしょうね。

さて、今週の『画廊の花』は友禅菊(ユウゼンギク)です。

キク科の多年草
北アメリカ東部原産
日本には明治中頃に渡来


友禅と聞くと、染物を連想します。
職人さんがすべて手書きで作業される友禅染めは一種の絵画です。

反物から着物に仕立てられ、人が袖をとおすことにより様々な表情を見せる。
二次元だけでは留まらず、立体的になる着物は想像が膨らみます。

などと言っていますが、
自身は幼少期で着物は卒業してしまいました。
暮れになるといつも思うことですが、今年は何したかなぁ~と
せっかくだから、正月くらいは着物で出かけてみましょうか。
画廊の花5


散歩
6丁目散歩 その1

こんにちわサトちゃんです。

今日から6丁目散歩です。

銀座の晴海通りからふたすじほど新橋寄りに展開しているのが6丁目なんです。
一歩路地に入ると、レトロなお店満載で、

今日はサトちゃんが大好きな泰明庵さんを紹介します。

泰明庵さんは老舗のお蕎麦やさんです。
ちょいとそばがきでお銚子いっぽぉ~ん!・・・・なんてやってみたいなぁ。
お店の中はまるで昭和にタイムスリップしたような気分なのです。

親近感わきますね・・・・サトちゃんも昭和生まれだからね (ほっ)






し・わ・す
銀座界隈を歩いていると、街路樹の山茶花を目にします。
冬の寒空に咲く花の印象が強いのですが、
もともとは日本の暖かい地方が原産地です。
なので、案外寒さに弱い!

ちなみに山茶花と椿の違いはどこか?


花びらが一枚一枚散るのが山茶花で、
花弁と雄しべが同時に落下するのが椿と言われています。

どちらもツバキ科ツバキ属の常緑低木で垣根など庭木としても馴染みがある花ですが、
自身が知る限りでは、今までに山茶花が『画廊の花』に登場したことがありません。

何故なのでしょうか?
≪山茶花≫に“茶”の字が入っていることで、お茶席には遠慮される?
禁花ではないのでしょうが、
椿ほど品種が多くないことが、流通しづらい原因なのでしょうか。

だいぶ脱線しましたが、
本日の『画廊の花』は梅もどき加茂本阿弥(椿)です。

待っていても、やっぱり山茶花は来てくれません。