画廊表玄ブログ 
銀座の画廊表玄の社員による美術にまつわるツウなポイントの紹介やご案内、日々のブログなど
神無月が終わると…
ようやく、出雲から八百万の神々が各地に帰られる10月も最終週になりました。

月初めから台風に見まわれ、本来ならもっと秋らしさを楽しめるはずなのに、
急に暑くなったり寒くなったりで、山の紅葉も案外早く終わってしまわないか心配です。

ちょっと小耳に挟んだ情報ですが、
春に催された皇居乾通りの一般公開が、この秋にも開催されるようです。
期間は11月下旬から12月上旬の5日間。
宮内庁のHPで11月初め頃に、期間の詳細が表示されると思います。
土日も含めての一般公開なので、東京の紅葉を満喫するのも良いのではないでしょうか。

さて、今週の『画廊の花』は杜鵑草≪ホトトギス≫です。

ユリ科の多年草
本州中部以南の山地に自生
花の斑点が杜鵑(鳥)の胸毛の模様に似ているところから名が付けられています。

ホトトギスは立ち性と下垂性の2タイプがあります。
品種も多数あり、どれを活けても花入に映える優等生な茶花です。
写真の花は立ち性のホトトギス。

ここ表玄にも、下垂性の≪ジョウロウホトトギス≫が来る時があるのですが、
この頃はなかなかお見かけしません。

何かのCMで流れていた句を思い出します。

ほととぎす あすは あの山 こえて行かう 《種田山頭火》

野鳥の杜鵑は季語が夏、草花のホトトギスは季語が秋。
いずれにしても、ホトトギスは日本人に馴染みのある≪音≫なのでしょう。

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